親孝行できる残り時間を知っていますか?
冷静に計算してみると、今後の人生で「両親と過ごせる時間」「両親に親孝行できるタイミング」は以外と少ないなーと気づきました。
この記事の結論をまとめると、
- 人は80歳~90歳で寿命を迎える可能性が非常に高い
- 両親と過ごせる時間は180日(1800時間)以下
- 両親にお金や物の恩返しができる機会は120回以下
です。
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目次
親孝行できる残り時間は?両親と過ごせる時間は2000時間弱?
人生において、両親と過ごす残りの時間はどれくらいだと思いますか?
ざっくりいうと、2000時間弱だと考えると良いでしょう。
※「親孝行したい時分に親はなし」ということわざを思い出します…
気づいたら遅かったという事態を避けるために、
現実を見つめ直した方がいいかなと個人的には思います。
1年に両親といる時間は多くても「6日間」くらい
冷静に計算すると、1年に両親といる時間は多くても「6日間」くらいだと気づきました。
働き始めると長期休みがない限り、実家に帰省することは難しいです。
タイミングとしては多くても3回のはず。
- ゴールデンウィーク(GW)の帰省
- お盆休みの帰省
- 年末年始の帰省
帰省すると、両親や親族と過ごしますが、地元の(学生時代の)友人とも会ったりもしますよね。
仮に、
- 年に2回帰省する
- 1回の帰省で、両親と過ごす日数は3日
とすると、両親と過ごす日数は「1年で6日間」となります。
今の両親世代の平均寿命は80歳~90歳
直視したくない過酷な現実ですが、誰しも死にます。
両親も、世代の平均寿命からいって80歳~90歳で死ぬ可能性が非常に高いです。
しかも、年をとるほど、寝たきり、認知症など様々な今とは異なる健康状態の父親・母親と接することになりますね。
(いわゆる健康寿命は、平均寿命マイナス10くらいで考えても良いかも)
関連記事>平均寿命、平均余命、健康寿命って何?
今、両親が50歳とすると、20年経てば70歳になります。
その時点で、かなり体が悪くなっていることが予想されます。
その後、10年くらいすると寿命を迎える可能性が高いです。辛い…。
両親と過ごせる時間は大目に見ても1800時間以下
1年に会える日数は「6日」で、残りの寿命が「30年」と見積もると、「6日」×「30年」=180日となります。
両親と過ごす日数の合計は180日以下(半年以下)!
睡眠時間などを考慮して、1日の内、一緒にいる時間を10時間と仮定します。
180日×10時間=1800時間です。
時間に換算すると、たったの1800時間!!
一緒に話をしたり、笑い合ったり、食事をしたり、どこかへ遊びに行ったりする時間はたったこれだけです。
もちろん、介護の時間でもっと増えることはあるでしょうが、その時間は少なくとも今想像している「一緒に過ごす」とはまた異なる感覚のはず。
残りの人生で両親に親孝行できるタイミング・機会は何回あるか
残りの人生で、両親と過ごせる時間は1800時間。
では「今まで育ててくれた恩を具体的に返せる(親孝行できる)」タイミングって何回あるのでしょうか?
人は親しい人物ほど、感謝の気持ちを示しづらい
身近にいる人ほど、感謝の気持ちって示しづらいですよね。
突然プレゼントを上げるのも不自然だし、照れくさいというのが普通の感情だと思います。
そこで、イベントに頼るのが一番良いでしょう。
両親に親孝行(お祝い)できるのは、念4回の記念日
感謝の気持ちを示す、恩返しをするには「お祝いできる記念日を使う」のが一番だと思います。
具体的には年に4回のチャンスがあります
- お正月のお年玉
- 誕生日
- 結婚記念日
- 父の日or母の日
両親に具体的な恩返しができるタイミングは残りの人生で120回以下
先程同様に、両親の寿命を残り30年と仮定すると、
30年×4回=120回
となります。
両親は家、食事、教育、娯楽など、多くのお金を子どものために使ってくれました。
せめて、思いを込めてお金やモノでお返しできたらいいですね。
※仮に各タイミングで2万円としても240万円です。もらった額に対しては、全く返しきれません
もちろん、
- 自身が元気に過ごしていること
- 両親と一緒に会うこと
それだけでも親孝行だとは思います。
まとめ:親孝行できる時間は1800時間以下
まとめます。
- 人は80歳~90歳で寿命を迎える可能性が非常に高い
- 両親と過ごせる時間は180日(1800時間)以下
- 両親にお金や物の恩返しができる機会は120回以下
ということで、ゴールデンウィークは実家に帰って、何かしら親孝行しようかなーと思う4月末なのでした。
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