衛府の七忍のほぼネタバレなし感想。シグルイの山口貴由の描く濃ゆい漫画

衛府の七忍のほぼネタバレなし感想です。

シグルイ、覚悟のススメでお馴染みの作者 山口貴由さんが描く”とにかく濃ゆい”時代劇漫画です。

衛府の七忍(えふのしちにん)とは

衛府の七忍(えふのしちにん)とは、徳川家康の圧政に立ち向かう怨身忍者のお話です。

ダークヒーローもの × 時代劇 みたいなイメージです。

 

「衛府の刃」と呼ばれる忍者たちが七人いて彼らが主人公です。

※衛府の七忍というタイトルはそこから

 

割とグロテスクな表現や、ちょっと大人向けな青年漫画表現があります。

時代劇ものなのでシリアス!!!…ではないです。

謎のギャグが挟まれますし、よくわからない名言が飛び出しまくります。

 

主人公は怨身忍者のカクゴ

主人公は怨身忍者のカクゴです。

いきなり序盤で「徳川の残党狩り」に巻き込まれ、一族を滅ぼされます。

更に自身も勇気を持って敵に挑みますが、あっけなく死にます。

で、そこから怨身忍者・零鬼になって復活します(ダークヒーローみたいなもんです)

 

こんなやつらが7人ほどいて、徳川政府と戦う話です。

 

衛府の七忍(えふのしちにん)は「このマンガがすごい!2018」のオトコ編5位

そんな衛府の七忍(えふのしちにん)は「このマンガがすごい!2018」のオトコ編5位にランクインしました。

確かに胸熱な漫画です。

ただ、人を選びます、はい。

とにかく癖が強いんです。

 

絵柄が独特ですし、いわゆるエログロ的な感じですし。

とりあえず、変わった漫画読みたければ第1巻だけ読んでみるのがオススメです。

好き嫌いがハッキリ分かりますw

 

衛府の七忍(えふのしちにん)の名言まとめ

衛府の七忍(えふのしちにん)の名言まとめです。

  • 半端(ぱ)ねぇ、鬼半端(ぱ)ねぇ
  • 喰われる感半端ない
  • テヘペロでやんす
  • チェスト種子島
  • 誤チェストにごわす
  • たっ殺(くる)さりんど

これ、全部、時代劇漫画のセリフですよw

いや、もっとあるんですけどね、是非読んでもらいたいです。

 

このマンガがスゴいWEBのインタビューもオススメです。

読者の間で話題になった「テヘペロでやんす」のシーン。ページ内ではとても小さいコマながらも、読者の心を打った(いろんな意味で)。

 

こちらも読者の間で話題となったセリフ「チェスト関ヶ原」。その言葉の意味は恐ろしくも、キャッチーでつい、いいたくなってしまう(?)セリフだ。

引用元:このマンガがスゴいWEB

山口貴由漫画を読む順番のオススメ(衛府の七忍の前に)

もしも衛府の七忍を読むなら、山口貴由さんの他の漫画も予習しましょう。

シグルイがいちばん有名だと思いますが、色々とキャラクタが関係したりするので、下記の順番で読むのがオススメ。

  1. 覚悟のススメ
  2. シグルイ
  3. エグゾスカル零
  4. 衛府の七忍

 

山口貴由漫画のスターシステム

で、他の漫画を読む理由なんですがね、山口貴由漫画のスターシステムがあるためです。

つまり、過去作の人気キャラが再度出てくるということ!

※例)シグルイの藤木源之助とか

 

あと、覚悟のススメと同一世界だったりするので、山口貴由さんファンにはより楽しめる世界です。

 

そんな感じで、万人には勧められないけど、ハマる人はスゴいハマるマンガ「衛府の七忍」でした。

シグルイ好きなら買って損はしないはず。

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