会社の飲み会が苦手です。
飲み会をどう乗り切っていくか改めて考えました。
私に似た若手サラリーマンのためになれば幸いです。
目次
会社の人と喋るのって疲れませんか?
わたしは、いわゆるウェーイでも意識高い系ではありません。
ただ、コミュ障でもありません。
しかしながら、コミュ力が世間の平均よりは低い自覚があります。
というか、喋る「精神的なコスト」がすごーーくかかるので、長期戦に向いていない。
大人数がいる場所や、仕事の集まりに出かけるなら、家でのんびりしていたいという人間です。
会社の飲み会(仕事の飲み会)に行くべきか
そんなコミュ力「中の下」の私にとって面倒な問題が「会社の飲み会(仕事の飲み会)」です。
- そもそも飲み会に行くべきなのだろうか。
- そんな疑問が頭によぎります。
そこで、飲み会のメリット、デメリットを考えてみることにします。
会社の仕事の飲み会のメリット
新社会人になった当初は、低いコミュ力なりに会社の飲み会に頑張って出てみました。
仕事の飲み会のメリットは以下のようなもの。
- 仕事についての話を聞ける
- 同僚と仲良くなって仕事が円滑になる
- 普段の仕事で言いづらいことが言える、聞ける
- 面白い体験談はマジで面白い。
- まれに、タダ飯&タダ酒がある
どれもこれも「仕事」のためという感じ。
大学生の頃と違い「純粋に仲良くなる」というのはなかなか難しいよなーと感じました。
たまに、すごい年配社員の人生の話、面白い体験談を聞くことができるのはメリットでした
※ただ2回目以降は同じ話が繰り返されて「持ちネタだったことが分かります」
会社の飲み会のデメリット
さて、飲み会のデメリットももちろんあります。
- 飲み会代(会費)が高い
- 二次会の誘いを断るのが大変
- 気の合わない人と2時間会話を続ける必要が出てくる
- 他の人の「地雷」を踏まないように細心の注意を払う必要がある
- 頼んでもいない説教や、無限に出てくる愚痴を聞く必要がある
まずはお金が大きい。
大学生の頃の2倍近い飲み会代。5000~6000円とか。
あとは、後輩が増える、年次が上がるたびに「おごる」必要が出てきて、どんどん出費は増えていく。
そして何と言っても「会話」が大変。
あと説教が面倒くさい。
人間というのは歳をとるほど、武勇伝・説教をしたがる生き物ですからね…。
また、サラリーマンの飲み会は「愚痴ばかり」だというのは本当でした。
不平不満が無限に出てきます。
そして同調してしまう自分もいるのが悲しい。
更に更に言うと、偉い人の話に相槌を打ち続ける必要がある。
…ってことで、コミュ力低い人は、そこまで頑張らなくてもええんやで…っていう話をしていきます。
会社の飲み会を乗り切るための戦略(欠席する方法)
飲み会は得られるものもありますが、総合的にみるとデメリットの方が大きいです(あくまで私の場合)。
ということで「全力で避ける」「やり過ごす」という方針で行こうと思います。
そんなわけで、会社の飲み会を乗り切る戦略を本気で考えてみました。
会社の飲み会自体を断る
理想は、会社の飲み会自体を断ること。
しかし!!
社会人には「忘年会(新年会)」や「歓迎会(送別会)」というものがあるのです。
いきなり難易度Aランクのイベント。
大体が事前に出席を取られてしまうので、出ざるを得ない。
お金を犠牲にして「参加費は払うが、当日に急な用事でいけなくなる」方法もありです。
その場合は
- 家族が風邪をひいた設定
- 体調が悪くてお酒を飲むとマズイので行かない
- 仕事が終わらなくて残業しなければいけない
という理由を言えばOK。
※幹事に迷惑をかけずに済みます。
飲み会代が勿体無いとも言えますが「5000円払って2時間の労働から逃れた」と捉えることもできますね。
あるいは、聞かれた時点で「私的な用事」でいけないと伝える方法もあります。
ただ、会社の強制イベントの場合、「私用」よりも優先なのは暗黙的な約束なので、使いづらい。
できるとしたら以下のようなもの
- 結婚記念日や家族の誕生日
- 金曜日など休みの前日であれば、旅行に行く予定が入っていると宣言
- すでに高額を払って行く予定のイベントがあると宣言
どれもこれもなかなか厳しい。
やっぱり、忘年会などの強制イベントを事前に避けるのは難しいという結論。
二次会の断り方
一次会にはやむなく出たとして、二次会を断るにはどうすればいいでしょうか。
- さりげなく帰る
- 食べ過ぎ、飲み過ぎで体調が悪いので帰ると言う
- 遅く帰ると家族に怒られるとアピールする
「 次の日の仕事に差し支えがあるから」など仕事関係の話をすると「みんな仕事だから」という返しによって一刀両断されますので注意を。
最強なのは「さりげなく帰る」ことだと思います。
翌日に「いなくなったよね?」と聞かれることはなかなかないでしょう。
もし聞かれたとしても「ちょっと体調悪くて帰りました」と言えば、それ以上追求はされないはず。
二次会って、そもそもグダグダになりがちだし、終わりが見えない地獄が待っていることもあります。
あとは、カラオケに行くと、「無難な曲」を歌わざるを得ない、という罠。
俺はマキシマムザホルモンとか、ようこそジャパリパークとか歌いたいんだ!
(趣味の集まりは最高だよなあ…)
会社の飲み会に出た時の振る舞い戦略
会社の飲み会に出た時の振る舞い戦略です。
飲み会に出た時の振る舞い方(ポジション取り)
さて次は 飲み会にどうしても出てしまった時の対処法です。
これはスラムダンクの如く、ポジションどりがまず物を言います。
基本的に、飲み会の場というのはフォーマンセルで構成されることが多いです(四人一組)
壁 壁 壁
壁○ ○ | ○ ○
壁○ ○ | ○ ○
廊下
こんな感じで、謎の空間に区切られていますね。
壁 壁 壁
壁○ ○ | ○ ○
壁○ ● | ● ○
廊下
おすすめなのは、このポジション(●)です。
理由は3点。
- 隣のグループの会話にもさりげなく「混ざっている風を装える」
- 廊下から来る店員の対応で会話を離脱できる
- トイレ退避が楽にできる
「続かない会話」「面白くない会話」「長引く説教」は避けられません。
大事なのはこういう場から「離脱イベント」を多くすること。
そう考えると、端っこは「逃げ場がない」ですし、壁際は「店員対応やトイレチャンス」を逃しやすいといえます。
飲み会に出た時の振る舞い方(メンバー選び)
さて、ポジションよりも、もっと重要なのは「メンバー」でしょう。
これは単純に「一部の人」に近づかないようにすればいいと思います。
- 攻撃的な人間がいる場を避ける(誰かを話のネタにする)
- 説教が好きな人は避ける(話好きなだけの人ならいいですけど)
- お笑い芸人に影響されて場を支配したがる人を避ける
私の場合は、穏やかなエンジニアたちと相席になるのが最高に心地よいです。
ポジション取りにせよメンバー選びにせよ、大事なのは「やや遅れて会場に入ること」かも。
着いたらすぐに着席するのではなく、トイレに行くなどしてうまいこと時間を潰して、ポジションを確保するのです!!!
飲み会に出た時の振る舞い方(緊急退避編)
さて、戦略的に良いポジションと良いメンバーに囲まれたとします。
ここまでくれば、ほぼ飲み会を乗り切ったも同然です。
しかし、コミュ力低めな人は、会話が止まってしまったり、弾まないこともあります。
そんな時は、とにかく「緊急退避」が重要です。
先ほど述べたように、廊下側でのポジションにいるのであれば、伝家の宝刀が2つ使えます。
二刀流です。
飲み会の宮本武蔵になれます。
- 店員に注文をとる
- トイレに立つ
これらは20分に1回程度は使える技なので、おすすめです。
飲み会を乗り切るための「戦略」まとめ
飲み会を乗り切るための「戦略」をまとめます。
断り方は2つ
- 飲み会自体を断る→参加費を払って欠席する。言い訳は準備する
- 二次会を断る→さりげなく帰るのが最強
飲み会に出てしまった場合は
- 廊下側の端っこ以外を狙う
- 面倒な人に近づかないために遅れて入って席を選べるようにする
- 店員注文、トイレの緊急退避を使えるようにする
という方法を駆使しましょう。
以上、「会社の飲み会が嫌いなコミュ力「中の下」の私が考える飲み会対策マニュアル」というお話でした。
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