七並べ(しちならべ)は、4枚の「7」を場に並べて、列を作るトランプゲームです。
簡単なので、子どもから大人まで楽しめます。
七並べのルールと遊び方、特殊ルール(ジョーカー)、戦い方・コツをお伝えします。
※7並べは「ファンタンドミノ」とも呼ばれます
七並べのルールと遊び方
七並べのルールと遊び方を紹介します。
七並べの勝利条件
七並べの勝利条件は、手札のカードが無くす(出し切る)ことです。
七並べのルールとゲーム進行
場には4枚のカード(ダイヤ、スペード、ハート、クローバー)が縦に並びます。
場にカードを出したらターン終了で、時計回り順で左隣の人のターンになります
この時、出せるカードがない場合、あるいは他のプレイヤーの妨害目的でカードを出したくない場合は「パス」が出来ます。
※4回目のパスをした人は、その場で失格(敗北)となります。持っているカードを全て場に出します(数字が飛んでいてもOKです)
カードを出すかパスしたら次の人のターンになります。
七並べの特殊ルール:ジョーカーを使う
七並べをもっと楽しむためには「ジョーカー」を混ぜて遊ぶのがオススメです。
数字カード52枚+ジョーカー1枚の計53枚のカードをよく切って、全員に配ります。
このジョーカーを最後に出して上がることは出来ません(失格になります)。
ジョーカーの取扱いは様々なローカルルールがありますが、代表的なものを2つ紹介します。
【ジョーカールール1】ジョーカーと交換する
ジョーカーを持っている人は、場に出ている数字と隣り合う場所にジョーカーを出します。
ジョーカーが出された場所の数字を持っているプレイヤーは、その場所に数字を出し、代わりにジョーカーを引き取ります。
つまり、ジョーカーを使って「止められている場所」を動かすことができるのです。
【ジョーカールール2】ジョーカーと合わせて2枚出せる
ジョーカーを持っている人は、場に出ている数字から一つ飛んだカードを持っている時に、ジョーカーと一緒に2枚のカードを出すことが出来ます。
ジョーカーが出された場所の数字を持っているプレイヤーは、その場所に数字を出し、代わりにジョーカーを引き取ります。
この時、「ジョーカー」と「ハートの10」を一緒に出すことが出来ます。
次に、他のプレイヤーは「ハートの9」を場に出して、代わりにジョーカーを手札に加えます
七並べで勝つためのコツと戦い方
七並べで勝つためのコツと戦い方を紹介します。
カードには「良いカード」と「悪いカード」があります。
良いカードの例は以下の通りです
- 7に近いカード(6や8)
- 連続した数字が複数あるカード(例:ハートの9,10,11)
良いカードは敵の妨害にも使えますし、自分の防御にも使えます。
例えば、ハートの9,10,11を持っている場合は、11以前までは出しても問題ありません。
一方で悪いカードは「1や2、12や13などの7から遠いカード」です。
七並べでいちばん大事なのは、悪いカードを早く出すことです。
例えば、ハートの8,10,13がある場合は、ハートの9を誰かに出してもらいたいので、ハートの8を優先的に出します。
その後も、ハートの13を早く出せるように、ハートの10を出して、誰かがカードを出すのを待ちます。
ジョーカーについても、同様に「悪いカード」を早く出せるように使うべきです。
他のプレイヤーが止めている場所を切り崩すために使いましょう。
ということで、大富豪で大事なのは、他のプレイヤーを妨害することではありません。
自分の手札の「出しにくいカード」への導線・道を作ることが最優先です。