東京喰種トーキョーグール:re 2期1話(13話)「そして、もう一度 Place」のネタバレ感想解説考察です。
1期と2期で時間が空いたので、前回までの話を忘れている人も多いハズ。
ちなみに見逃した方はdアニメストアが手軽でおすすめですよー
目次
東京喰種トーキョーグール:reアニメ2期のあらすじ(1期のおさらい)
アニメ版の「東京喰種トーキョーグール:re」2期の第1話は、reの1期の1~12話の続きです。
ってことで、まずは12話終わり時点でどんな状況だったか復習・おさらいします。
東京グール:re12話の内容をおさらい
東京グール:re12話の内容をおさらい。公式HPのあらすじはこちら。
ノロを相手に次々と仲間が倒されてゆく中、踏みとどまって戦う不知。その姿を目にし、必死で立ち上がる瓜江。ふたりの渾身の攻撃がノロを捉える。
一方、月山の窮地に駆けつけ、怒涛の攻撃を仕掛けるカナエだったが、“カネキ”の記憶を取り戻し始めた琲世の反撃に瀕死の重傷を負う。そこに“隻眼の梟(せきがんのフクロウ)”と呼ばれる半喰種、エトが現れ悪意を振りまく。最後の力を振り絞るカナエだが……。そして、琲世がついに、“カネキ”として完全に覚醒し――。
簡単に言うと「佐々木琲世がエト(隻眼の梟)と戦って、東京グール無印の金木(カネキ)に戻りました」って話です。
東京グール:re12話時点でのポイントは3つ
ポイントは以下の3つです。
- 金木は記憶が完全に戻った
- 不知は大怪我して死亡した
- 月山はなんとか生きている
エトに対して「お前の父親(店長/功善)から救ってくれと言われていた」と発言することから、記憶が完全に戻っていることがわかります。
アニメ 東京喰種トーキョーグール:re 2期1話(13話)あらすじと内容(ネタバレ)
アニメ 東京喰種トーキョーグール:re 2期1話(13話)「そして、もう一度 Place」のあらすじと内容をネタバレありで語ります。
まずは公式HPから東京グールre13話のあらすじ。
最終章だそうです。
“ヒト”と変わらぬ姿をしながら“ヒト”の肉を喰らうことでしか生きられない存在、“喰種(グール)”――。
喰種から人々を守るために組織された〔CCG〕(喰種対策局)で喰種捜査官として働く佐々木琲世(ささき はいせ)は、もとは“ヒト”でありながら、喰種が持つ特殊な内臓器官“赫包(かくほう)”を移植されたことで“半喰種(はんグール)”となった青年・金木研(カネキ ケン)であった。
〔CCG〕が、喰種の一大組織“アオギリの樹”の本拠地が“流島(るしま)”にあることを突き止め、殲滅に乗り出す。激戦が繰り広げられる中、作家の高槻泉(たかつき せん)こと芳村(よしむら)エトは、記者会見を開き、自ら“喰種”であることを公表。以前からエトを追っていたカネキは捜査官として彼女を喰種収容施設“コクリア”へと連行するが、そこでエトから、あることを託される。
細かく書いていますけど、
- 〔CCG〕(喰種対策局)で喰種捜査官だった佐々木琲世(ささき はいせ)
- ハイセは、半喰種(はんグール)の金木研(カネキ ケン)に戻った
- CCGはアオギリの樹の本拠地「東京湾・流島」に行くことになった
って辺りがポイント。
さて、東京グール リーの13話の内容を簡単にまとめると
- ハイセ→カネキ(黒髪)に完全にチェンジ
- 流島に来て、CCGとアオギリが戦う
- エトがグールであることをカミングアウト
- エトが隻眼の王じゃないことが判明!
- カネキがひなちゃんを迎えに来る
ってことで、漫画原作の内容をかなり詰め込んで、展開急いでやっています。
だいたい東京喰種:reの漫画原作6巻~7巻あたりの話ですね。
元々原作自体が登場人物がとてつもなく多く、かなり難解な作品です。
アニメは配慮無く「原作読んでるでしょ?」前提でサクサク進んでいくのでなかなかツライですね。
最終章ということで13話で収まる量の話じゃないけど、無理やり行くようです。
原作読破組も、原作未読組も、覚悟しないといけないですね。
アニメ 東京喰種トーキョーグール:re 2期1話(13話)解説と感想
東京喰種トーキョーグール:reアニメ2期1話(13話)「そして、もう一度 Place」の解説と感想(考察)を書いていきます。
東京喰種のOPはいつも格好良い
東京喰種のOPはいつも格好良いですね。
着目するべきは、白い髪の毛の佐々木琲世が、オセロのように、時を経て髪の毛の色が変わるところ。
ハイセに戻るのか…と思いそうですが、もうカネキはカネキのまま進みます。
あとはOPを歌う凛として時雨といえば、「腹から声出せ」(腹声)でお馴染みですが、今回はかなり声が出ていたのも注目ポイントですねw
吉村エトの過去 作家「高槻泉」になるまでの話
吉村エトが作家「高槻泉」になるまでの過去話が挟まれました。
14歳の時に出版社に持ち込んでいます。
神社で絶賛ホームレス生活をしています(店長の元にはもちろんいません)
ここから「拝啓カフカ」などヒット作を連発するんですねー。
高槻泉がグールであることをカミングアウト
高槻泉がグールであることをカミングアウトします。
この社会では、グールであることを知っていて、匿っていたらアウトです。
エトの編集者(塩野くん)は冷蔵庫の中身(グールの食料)を見て、グールであることを知っていました。
なので金木は「喰種対策法119条に抵触します」と言っていたのですね。
この二人の間にもしっかり仕事仲間として、パートナーとしての絆があったのだなーと分かる一幕でした。
しかし最後に旧多によって「パテ」にされてしまいます。
悲惨すぎる最後…。
これがゆえ、エトは旧多と対立することになります。
いつのまにかハイセが完全なカネキになっていた。しかもメガネ
いつのまにかハイセが完全なカネキになっていた。
それは良い。
しかし、メガネをかけています。
エトの編集者(塩野くん)を詰問していたのと、エトを拘束したのは、カネキです。
分かりづらいので注意…。
一応、CCGとして活動しているということで「ハイセ」として振る舞っているようですね。
ひなちゃん(フエグチ)廃棄処分予定
旧多が『ああそうだ。例のフエグチ…でしたっけ?近日中に廃棄処分にされるそうですよ』と告げるシーンがありました。
コレに対して、琲世(カネキ)は『そうですか』と返します。
助けに行くフラグが立った…ということですねー。
そして最後に、キレイな目をしたカネキが「遅くなったね、ここから出よう」とひなちゃんを迎えに行きます。
記憶が完全に戻っていることは前回からわかっていますが、改めてハイセではなくカネキであることがわかりますねー。
「片目を欠く者」が示唆する喰種の協力者は和修一族という話
エトこと高槻泉の最終作品となった「片目を欠く者」。
この本が示唆するのは、「喰種の協力者は和修一族」という話です。
エトは「和修家はVだ」と言い切っています。
大事なのは、「Vに所属する喰種は、和修家の人間、Vの構成員だった私の父・功善、その娘である私、それから神代リゼ」というセリフ。
ちなみに有馬が芥子(Vの人)から「鯱をとらえろ」という命令を受けていたりする点も見逃せません。
Vの関係者まとめ
現時点でわかるVの関係者をまとめます
- 吉村功善(店長)
- 吉村エト
- 神城リゼ
- 和修家の人間 = 旧多など
- 芥子 ※帽子かぶったおっさん
- 有馬 ※芥子から命令されている?
ってことで、ただでさえややこしいキャラクタたちの所属がより複雑になりました。
逃走中の鯱さんはSSSレートのグールだった
逃走中の鯱さん(武道家っぽいやつ)はSSSレートのグールでした。
リゼの親代わりだったということもわかりました。
しかし最強有馬さんに一瞬で殺されてしまいます。強すぎ。
隻眼の王はエトじゃない? CCGの内部にいることが判明
隻眼の王は誰だ問題が勃発。
「エトじゃないんかい!!」という衝撃。
旧多の
- 『隻眼の王はあなたですか?』
- 『隻眼の王。古来よりこの世界が乱れる時隻眼の王が現れ希望と変革をもたらす』
というセリフから、隻眼の王の正体を探っていることがわかります。
そして、エトは自身が王じゃないことを告げます。
- 『安心したよ。結局隻眼の王については何も掴めてないという事だな』
- 『王はいるよ。お前らの腹の中にな。お前も哀れだな。父を父と呼べない気分はどうだ?』
- 『隻眼の王を殺してくれ』(カネキに対して)
というセリフからCCG内部にいる王とカネキが対立するフラグが立ちました。
東京喰種:re アニメ 13話のまとめ
「東京喰種:re」アニメ13話のポイントをまとめると、
- ハイセ→カネキ(黒髪)に完全にチェンジした!
- 流島に来て、CCGとアオギリが戦っているらしいけど完全カットされている
- エトが隻眼の王じゃないことが判明!CCG内部にいるらしい
というあたりでしょうか。
なんていうか、、、
ぶっちゃけアニメだと理解が難しいです。
映像も良いですが、原作の「緻密な世界観」を楽しむならアニメよりマンガの方が絶対楽しめるなあ、と思いました。
アニメ 東京喰種トーキョーグール:re 2期2話(14話)あらすじと内容(ネタバレ)
アニメ 東京喰種トーキョーグール:re 2期2話(13話)「白い闇 VOLT」のあらすじと内容をネタバレありで語ります。
まずは公式HPから東京グールre14話のあらすじ。
コクリアに収容された喰種の少女、笛口雛実(フエグチ ヒナミ)の“処分”が決まった。彼女のことを幼い頃から知る金木は、すべてを失う覚悟でヒナミを救い出す。
同じ頃、アオギリの樹の構成員、霧嶋絢都(キリシマ アヤト)と万丈数壱(バンジョー カズイチ)率いる一団もまた、ヒナミを助けようとコクリアを急襲。
だがそんなアヤトたちの前に「死神」と呼ばれる〔CCG〕最強の捜査官、有馬貴将(ありま きしょう)が立ちふさがる。
援護に現れたアヤトの姉、霧嶋董香(キリシマ トーカ)や叔父の四方蓮示(ヨモ レンジ)の力も及ばず追い詰められていく一同。そこに現れ、有馬に対峙したのは、かつて捜査官時代に彼を師と仰いだ金木だった――。
情報が詰まりまくったアニメなので、スタッフが見てもらいたいところに注目ですね
「霧嶋絢都と万丈数壱と霧嶋董香と四方蓮示vs 有馬貴将が始まる」という感じ。
「あんていく」組勢揃いで最強の有馬と戦うけど全然勝てないという…。
そういう意味で「あんていく」最後のピース的にカネキが現れるのは熱い展開ですね。
さて、東京グールリーの14話の内容を簡単にまとめると
- 霧嶋絢都と万丈数壱が有馬貴将と戦う、勝てない
- 霧嶋董香と四方蓮示が助太刀に来て戦う、勝てない、天才すぎる
- ハイセことカネキが追ってきて、有馬と一騎打ち、勝利!
- ハイセは完全に金木に戻る(白髪になる)
- カネキは笛口雛実を救出する
- 旧多はエトとバトル中
って感じ。
だいたい東京喰種:reの漫画原作8巻あたりの話ですね。
アニメ 東京喰種トーキョーグール:re 2期2話(14話)解説と感想
東京喰種トーキョーグール:reアニメ2期2話(14話)「そして、もう一度 Place」の解説と感想(考察)を書いていきます。
この有馬さんとハイセ(カネキ)の師弟対決&謎解きは「re」の中でも屈指の名場面だと思います。
なんでバトっているの?コクリア襲撃中
とりあえず現状を整理します。
コクリア(グールを閉じ込めている監獄みたいな所)を襲撃しています。
- CCGはアオギリの樹の本拠地、流島に攻撃を開始している(まだ詳しく描かれてはいない)
- 有馬率いる零番隊、安浦率いる四番隊、モーガン率いる五番隊はコクリア防衛中。
- ヒナミちゃんを救うためにアヤト・万丈らはコクリア破りへ
っていう前提があった上で、今回のお話です。
ヒナミちゃんを助けたのはハイセ(カネキ人格)
ヒナミちゃんを助けたのはハイセこと佐々木琲世でした。
ちなみに周囲に対しては「ハイセ」として振る舞っていますが、実際のところ人格はほぼほぼ「カネキ」に戻っています。
※この辺りが分かりづらいですよね
ヒナミを助け出し逃走する途中、旧多二福と遭遇します。
- 「なんでやねん」
- 「何がツライってこれで佐々木准特等の一杯一杯顔も見納めなんだと思うと…」
みたいないつもの旧多節を炸裂させながら、脱走を手助けしたハイセを裏切りの罪で攻撃します。
しかし、ヒナミちゃんの攻撃でなんなく撃退
ヒナミちゃんのスカートが捲れそうになって照れるシーン
すごいどうでも良いのですが、ヒナミが旧多を攻撃したあと、スカートが捲れそうになって照れるシーンがありました。
原作の長くて密度濃い話を圧縮してアニメを作るスタッフですが、このシーンに拘りを感じました。
ヒナミちゃん可愛いので仕方ない。
トーカちゃんがホッペタぷにぷにするのも良い。
あんていく関係者たち vs 天才「有馬貴将」
あんていく関係者たち vs 天才「有馬貴将」が勃発します。
- アヤト(ラビット)
- トーカ(ラビット)
- バンジョーさん(優しいモブキャラ)
- 四方さん
と4人で有馬と戦う。
が、駄目!
天才メガネは強すぎます。
「転生したら最強のCCGだった」というラノベの主人公的な有馬のチートっぷり。
カネキvs有馬
ハイセ(カネキ戻っている)と有馬が戦います。
ハイセ時代は、有馬の部下・弟子だったので、思い出がありつつも、全力で戦います。
ハイセは「わずかですがあなたには防御の偏りがある」とか言って攻めますが、ボコボコにされます。
有馬から「645回、俺がお前に致命傷を与えることが出来た回数だ」と言われるナメプです。
ちなみにこの時、ハイセの性格・記憶がまだ色濃く残っていて「有馬さん…本当は…戦いたくないです。僕だけですか?」という内面の声がありました。
有馬貴将はSSSレートクインケ「フクロウ」を手に取ります。
※あんていくの店長=フクロウでしたね
ハイセは手足を切られて絶望します。
しかし、謎の宇宙空間的な脳内空間で、昔の死んだはずの親友「ヒデ」と出会います。
- 「お前は生きる理由が見つからねぇだけだろ?んなもんすぐ見つかるって」
- 「ほら。行けよ。折角拾った命無駄にすんな」
- 「だれかの為にかっこよく死ぬ、だっけ?」
- 「俺はさ、あの時、お前と生きたいと思ったんだぜ」
- 「カッコ悪くても生きろ」
というヒデの言葉で現実世界に戻るハイセ。
この時、髪の毛も白くなり、完全に「金木研」として覚醒します。
※白髪vs白髪で分かりづらいですが、NOメガネが主人公で、メガネありが敵です
有馬を追い込んでクインケ「フクロウ」を破壊します。
壊れたクインケで攻撃を仕掛ける有馬ですが金木は「無意味なだけ。」と攻撃を止めました。
『敗北か…18年間捜査官をやってきた。相手を前に打つ手が無くなったのはこれが初めてだ』
という格好良いセリフを吐いて、有馬は「自らのクインケで首を斬る」行動をとります。
旧多もグールだった
旧多もグールだったというのが今回の見所かと。
吉村店長の娘「エト」はちゃんヒナのために一肌脱ぎます。
エヴァみたいな感じで怪物化します。
完全に敵キャラのビジュアルですねw
それに対して、旧多がグールの力(赫子)を使って反撃します。
名台詞「平和的解決(一方的虐殺)しましょ☆」が飛び出します。
そんでエトに勝てるほどの強さ。
- 『いやぁ~。やっててよかった嘉納式』
- 『ええ。カネキ君とおそろいです。さすがリゼさんの赫子。美しいな~』
というセリフから、嘉納によって、リゼの赫子を移植されていたことがわかります。
何を望む?と聞かれて、いつもふざけてばかりの旧多が真面目に「超平和」と言っていたのが印象的でしたね。
東京喰種:re アニメ 14話のまとめ
「東京喰種:re」アニメ14話のポイントをまとめると、
- ハイセが完全に金木に戻る(白髪からわかります)
- 旧多は嘉納式で、リゼの赫子を移植済み
- 金木はついに有馬に勝利した
という3点ですね。
ちなみに個人的に一番良かったシーンは「ヒナミちゃんの照れた顔」でしたw
いやー、東京喰種好きの私としては、一応最後まで見続けますけどね。
展開早いし、つめつめだし、理解するの大変だし…となかなか苦しい戦いですw
正直言って、原作未読組はアニメで「雰囲気」を理解して、原作を読んだほうが良いと思います(色々カットもされているので)
とりあえず、面白い作品であることは確かなのでdアニメストアで最後まで見てみようと思います。
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